ふくらはぎの痛みは、急に症状が出るものから、徐々に症状が出るものまであり、病院へ行ってもいろいろな原因を言われ、本当のところ何が原因がわかりにくい傾向のある疾患です。
　　
今まで、さまざまな治療を受けたが、今でも「ふくらはぎの痛み」に苦しんでいるあなたならご存知かもしれませんが、念のため「ふくらはぎの痛み」について説明します。

ふくらはぎの痛みには「病気によるものと」と「それ以外のもの」があります。病気によるふくらはぎの痛みの場合、腰部脊柱管狭窄症や深部静脈血栓症、下肢静脈瘤など神経や血管が関係する病気があり、ほっておくと潰瘍や壊死を起こすこともあります。

もしあなたが、病院の検査で異常なし、もしくは病院での治療で効果がが出ないというのであれば、病気以外が原因のしびれである可能性が大きく、私たちがお手伝いできる痛みの状態と言えるでしょう。

当院に来院される多くの方がよく言われる「主だるくなり突っ張った感覚で痛む」。このようなふくらはぎの痛みについては、末梢の血行不足、不良姿勢による筋疲労、筋疲労のための微細損傷などによるものが多く、病院の画像診断や血液検査などでは原因判定が困難な場合が多いです。

このサイトではふくらはぎの痛みのメカニズムや正しい情報、そして病気以外のふくらはぎの痛みについての対処（治療）方法などを説明させていただいています。

当院ではふくらはぎの痛みの症状は身体のバランスの乱れが原因の１つとしてあると考えております。

治療の第一段階としてまずは身体のバランスの修正を行います。

身体のバランスは４つのタイプに分かれます。
1. 右に傾いて、上半身・下半身共に右に捻じれている。
2. 右に傾いて、上半身は左に下半身は右に捻じれている。
この場合は右脚荷重になっています。

3. 左に傾いて、上半身・下半身共に左に捻じれている。
4. 左に傾いて、上半身は右に下半身は左に捻じれている。
この場合は左脚荷重になっています。

股関節、膝関節、足関節は荷重関節と言われており、体重がかかった状態の方がスムーズに動く関節です。
なので、右脚荷重の方は左ふくらはぎが左脚荷重の方は右ふくらはぎを傷めやすい傾向がございます。

バランスを修正すると今まで機能していなかった筋肉が働いてくれるようになり、動きが悪くなっていた関節も動くようになります。

それと同時に神経の伝達や血流も正常化していきます。

状態によってはテーピングやサポーターなどでサポートして、より早く改善するようにしております。

また、２つ目の原因として内臓の肩代わり(内臓が疲れたり、障害を受けた時にひどい状態になる前に他の部分に痛みや違和感などの症状を出して黄色信号を出している状態)が起きている方は、
東洋医学的に筋肉は脾・胃が深く関係しており、そこへのアプローチを刺さない鍼や７色のテープで行っていきます。

症状によっては、痛みが出ている場所によってどの内臓の肩代わりが起こっているのか判別できるのでそちらへの処置を行います。